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哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ
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著者
伊藤貴雄
出版社
講談社
レーベル
講談社選書メチエ
シリーズ
哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ
ジャンル
哲学/思想/精神世界
趣味/実用一般
配信開始日
2025年5月14日
作品形式
一般書籍
この作品はブラウザ視聴(ノベルビューア)に対応しています
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ノベルビューアについて
]
作品内容
「われらが内なる道徳法則と、われらが上なる星輝く天空! カント!!!」
1820年、49歳のベートーヴェンは筆談用のノートにこう記した。《第九》初演のおよそ4年前にあたる。ここに引用されているのは、ほかならぬカントの『実践理性批判』の結語の一部だが、少しアレンジされている。そのアレンジは、なぜ生じたのか。そしてベートーヴェンのこの感激は、何を物語るのか――。その問いは《第九》に込められたベートーヴェンの思いへとつながっていく。
若き日にはボン大学で講義を聴講していたこともあるベートーヴェンと、彼を取り巻く文化的・社会的文脈から《第九》を生んだドイツの時代精神を描き出す意欲作!
ベートーヴェン(1770-1827)が生きた時代のドイツ語圏には、ゲーテをはじめヘーゲル、シラー、フィヒテ、シェリングと綺羅星のごとき知性がいた。そのなかでひときわ大きく強い輝きを放ったのが、巨星イマヌエル・カント(1724-1804年)である。
天文学と神学、そして音楽がまだかろうじてつながりを保っていた18世紀後半にあってカントの哲学は、ベートーヴェンの音楽にも大きな影響を及ぼした。哲学と音楽、それぞれの領域でドイツを代表するといっても過言ではない二人が、これほど近接した時を生きたことにこそ、《第九》誕生の秘密はあった。
若き日、ボン大学で講義を聴講していたベートーヴェンに遡り、やがて訪れる「苦悩を突き抜けて歓喜へ」と至る道筋を追いながら、有名無名さまざまな人的・知的交流の網の目を丹念に浮かび上がらせることで「知の歴史」を描くこれまでにない試み。
【本書の内容】
プロローグ
第1講 啓蒙都市ボン
第2講 ボン大学の教授たち(その1)
第3講 ボン大学の教授たち(その2)
第4講 皇帝カンタータ
第5講 歓喜に寄す
第6講 無限と宇宙
第7講 シラーとカント
第8講 危機の時代
第9講 歌劇《レオノーレ》
第10講 苦悩を突き抜けて歓喜へ
第11講 カント宇宙論に挑む
第12講 会話帳をめぐる問い
第13講 星空のエチカ
第14講 第九交響曲
エピローグ 思想史の星図における第九交響曲
レーベル作品一覧
書籍
戦下の読書 統制と抵抗のはざまで
講談社
和田敦彦
書籍
中世武士団 偽りの血脈 名字と系図に秘められた企て
講談社
桃崎有一郎
書籍
蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか
講談社
野村育世
書籍
カント『純粋理性批判』入門
講談社
黒崎政男
書籍
地中海世界の歴史6 「われらが海」の覇権 地中海世界帝国の成立
講談社
本村凌二
書籍
黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年
講談社
平田雅博
書籍
古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国
講談社
澤田典子
書籍
誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治
講談社
藤川直也
書籍
異教のローマ ミトラス教とその時代
講談社
井上文則
書籍
遊牧王朝興亡史 モンゴル高原の5000年
講談社
白石典之
書籍
ヨーロッパの地理哲学
講談社
マッシモ・カッチャーリ
上村忠男
書籍
地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ
講談社
本村凌二
書籍
考えるという感覚/思考の意味
講談社
マルクス・ガブリエル
姫田多佳子
他
書籍
ほんとうのカフカ
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明星聖子
書籍
黒人理性批判
講談社
アシル・ムベンベ
宇野邦一
書籍
ルーヴル美術館 ブランディングの百年
講談社
藤原貞朗
書籍
楽しい政治 「つくられた歴史」と「つくる現場」から現代を知る
講談社
小森真樹
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地中海世界の歴史4 辺境の王朝と英雄 ヘレニズム文明
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徳川海上権力論
講談社
小川雄
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「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
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菊谷和宏
書籍
創価学会 現代日本の模倣国家
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マクローリン・レヴィ
山形浩生
他
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地中海世界の歴史3 白熱する人間たちの都市 エーゲ海とギリシアの文明
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日本写真論 近代と格闘した三巨人
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身体と魂の思想史 「大きな理性」の行方
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理性の呼び声 ウィトゲンシュタイン、懐疑論、道徳、悲劇
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スタンリー・カヴェル
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嘘の真理(ほんと)
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ジャン=リュック・ナンシー
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地中海世界の歴史2 沈黙する神々の帝国 アッシリアとペルシア
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地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明
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構造の奥 レヴィ=ストロース論
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中沢新一
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