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ルーヴル美術館 ブランディングの百年
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著者
藤原貞朗
出版社
講談社
レーベル
講談社選書メチエ
シリーズ
ルーヴル美術館 ブランディングの百年
ジャンル
芸術/美術一般
趣味/実用一般
配信開始日
2024年11月13日
作品形式
一般書籍
この作品はブラウザ視聴(ノベルビューア)に対応しています
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作品内容
◆人生に一度は《モナリザ》をルーヴルで見たい?!◆
なぜ、数ある美術館のなかで、ルーブルだけが特別なのか。
世界中の人が憧れ《モナリザ》や《サモトラケ島のニケ》《ミロのヴィーナス》をひと目見たいと願っている。
だが、かつては時代遅れのみっともない美術館として「ルーヴルは国の恥」「若者よ、ルーヴルに行くな」と言われたこともあった。
1793年、フランス大革命によって成立した第一共和制政府が王室コレクションを「略奪」して公開する場所として誕生したこの美術館は、その後、さまざまなコレクションを吸収して肥大化した挙げ句、近代化に乗り遅れた「カオスの迷宮」となり果てていたのである。
それが、いかにして世界中から憧れられる場所となったのか?
繰り返される国内紛争と政権交代に翻弄された苦難の時代を経て、現代アート、モードや漫画をも「古典」と成して飲み込み
文化国家フランスを荘厳する「偉大なるルーヴル」が生み出されるまでの百年を、戦略と欲望、政治と資本が渦巻く歴史として描き出す。
なぜ《ニケ像》だけが大階段の前に据えられているのか?
印象派が十年間だけ所蔵された顛末とは?
豊富な図版と多彩なエピソード満載、驚くべき発見と鋭い洞察に満ちた興奮の美術史!
【本書の内容】
序章 ルーヴル美術館の現在
第一章 ルーヴル美術館の歴史―─誕生から巨大化への長い道のり
第二章 コレクションと展示室の発展―─第三共和政前期(一八七〇―一九一四)
第三章 一九二〇年代、「迷宮」からの再出発
第四章 ルーヴル美術館の「ナショナリゼーション」―─近代化に隠された意味
第五章 ルーヴルの「顔」―─ブランド・イメージの創出と《サモトラケ島のニケ》の秘密
第六章 ルーヴル・マジック、もしくは古典の誘惑
第七章 幕間劇 空白の二十年(一九三九―五九年)と一九三〇年代の「忘却」
第八章 「世界一の美術館」の誕生―─《モナリザ》とともに
第九章 「ルーヴルへの回帰」―─グラン・ルーヴル計画
第十章 グローバル・ブランド「ルーヴル帝国」への「進化」
第十一章 「ルーヴル美術館展」の歴史―─学芸員による展覧会活動
【本書より】
ルーヴル美術館は、過去の作品を祀るだけの神殿であることを止め、芸術作品を「解体」し、「変容」させていった。展示空間の大改革を進めることによって、過去の作品を「眠り」から目覚めさせ、新しい「後世」の形象を与えていったのである。翼を広げた《ニケ像》は後世、すなわち未来に向かって飛び立ったのであり、それは、そのまま、みずから変容しようとしていたルーヴルの姿に重なっていたと言ってよいだろう。
レーベル作品一覧
書籍
戦下の読書 統制と抵抗のはざまで
講談社
和田敦彦
書籍
中世武士団 偽りの血脈 名字と系図に秘められた企て
講談社
桃崎有一郎
書籍
蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか
講談社
野村育世
書籍
哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ
講談社
伊藤貴雄
書籍
カント『純粋理性批判』入門
講談社
黒崎政男
書籍
地中海世界の歴史6 「われらが海」の覇権 地中海世界帝国の成立
講談社
本村凌二
書籍
黒いイギリス人の歴史 忘れられた2000年
講談社
平田雅博
書籍
古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国
講談社
澤田典子
書籍
誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治
講談社
藤川直也
書籍
異教のローマ ミトラス教とその時代
講談社
井上文則
書籍
遊牧王朝興亡史 モンゴル高原の5000年
講談社
白石典之
書籍
ヨーロッパの地理哲学
講談社
マッシモ・カッチャーリ
上村忠男
書籍
地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ
講談社
本村凌二
書籍
考えるという感覚/思考の意味
講談社
マルクス・ガブリエル
姫田多佳子
他
書籍
ほんとうのカフカ
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明星聖子
書籍
黒人理性批判
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アシル・ムベンベ
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楽しい政治 「つくられた歴史」と「つくる現場」から現代を知る
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地中海世界の歴史4 辺境の王朝と英雄 ヘレニズム文明
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徳川海上権力論
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「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
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菊谷和宏
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創価学会 現代日本の模倣国家
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マクローリン・レヴィ
山形浩生
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地中海世界の歴史3 白熱する人間たちの都市 エーゲ海とギリシアの文明
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本村凌二
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日本写真論 近代と格闘した三巨人
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日高優
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身体と魂の思想史 「大きな理性」の行方
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理性の呼び声 ウィトゲンシュタイン、懐疑論、道徳、悲劇
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スタンリー・カヴェル
荒畑靖宏
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嘘の真理(ほんと)
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ジャン=リュック・ナンシー
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地中海世界の歴史2 沈黙する神々の帝国 アッシリアとペルシア
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地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明
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構造の奥 レヴィ=ストロース論
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中沢新一
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