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無知の死 ~これを理解すれば「善き死」につながる~(小学館新書)

無知の死 ~これを理解すれば「善き死」につながる~(小学館新書)

通常価格
946
著者
島田裕巳
出版社
小学館
レーベル
小学館新書
シリーズ
無知の死 ~これを理解すれば「善き死」につながる~(小学館新書)
ジャンル
ノンフィクション/体験談哲学/思想/精神世界
配信開始日
2025年11月10日
作品形式
一般書籍
ページ数
224

この作品はブラウザ視聴(ノベルビューア)、およびアプリ視聴に対応しています

[ ノベルビューアについて ]

作品内容

死をむやみに恐れる必要はない。

新型コロナウイルスの猛威で、それまで元気だった人が突然亡くなるといったケースも増えている。コロナに限らず、脳疾患や心疾患、事故などによってなんの心の準備もできていないままに命を落とすことも珍しくない。またがんなどの重篤な病で余命宣告を受けた人も多いだろう。そして、自分の命が限りあるものであることをあらためて認めることによって動揺するケースも多い。
 死は誰にでも平等に訪れるものである。しかし、その本質を知らないから異常なくらい死を恐れる。意外に、私たちは死というものについて知らない。
 多くの人がどのように死んでいくのか。そして、自分が将来においてどういう形で死ぬのかが分かっていないのだ。
 それを知ることは、無知から解き放たれる第一歩である。死にまつわる問題を抱えていく上で、その一歩を踏み出すことの意味は限りなく大きい。
 「善き死」とは何か。超長寿社会となった現代は、それをじっくりと考える時間的な余裕を与えてくれるはずなのである。そして、死の本質を知ることで「善き死」というものに辿り着けるのである。

(底本 2021年10月発行作品)

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