常に憂いをふくんだ眉間、微笑みすら浮かべないその横顔は、己が宿命を知るが故か……。
若き「邪眼」の使い手、工藤夏生は闇世界の住人と闘う日々を送っていた。
敵が操る黒魔術によって父を失った今、
心を許せるのは心霊捜査班「ダークサイド・エンジェル」に所属する三人の同僚のみ。
治療師・青地文矢は癒しの手を持ち、吉祥は破邪の読経で、
神楽坂刑事は警察機構の力によって、それぞれ夏生をサポートする頼もしい味方。
子どもをさらう鬼女や恨みの凝り固まった犬神など、
どの事件をとっても彼らなくして解決はしない。
そして、夏生の本当の母親にして超能力者「御影蓮」の存在が重くのしかかる。
妖魔を影で操るとは、一体なぜ……!?
昏い因縁、ただよう妖気。新宿を中心に運命の輪がゆっくりと動き出す。
星川とみ先生の描くダークサスペンス・シリーズ第4巻(全6巻)!