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小学館世界J文学館 家なき子

小学館世界J文学館 家なき子

通常価格
1,320
著者
エクトール・マロ(作)大林薫井田千秋
出版社
小学館
レーベル
小学館世界J文学館
シリーズ
小学館世界J文学館 家なき子
ジャンル
児童向け児童文庫/児童文学/童話
配信開始日
2025年11月10日
作品形式
一般書籍

この作品はブラウザ視聴(ノベルビューア)、およびアプリ視聴に対応しています

[ ノベルビューアについて ]

作品内容

※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。

かあさん、ぼくはすっかり家族に見放されたんだって思っていた。

フランス中部にあるシャヴァノン村。大好きなかあさんと暮らしていた少年レミは、貧しくても幸せだった。ところが8歳のとき、パリへ出稼ぎに行っていた父さんがケガをして戻ってきてから生活が急変する。レミは赤ちゃんの時にさらわれて捨てられたところを、父さんが謝礼金を目当てに育ててくれていたのだ。実の親が訪ねてくることもなく謝礼金ももらえそうにないとわかり、父さんはレミを孤児院へ連れて行こうとする。そのとき話を聞いていた旅の芸人ヴィタリス一座の親方が、レミを買い取る。レミは大好きなかあさんと別れて旅芸人と出発することになる。さみしいレミの心を一座の犬のカピが寄り添ってなぐさめてくれる。カピにふれられると心苦しさがとれて疲れや悲しみを忘れられるのだ。レミとカピは親友になった。一座のヴィタリス親方は、生きるためにお金をかせぐことをレミに教えてくれた。村から村へと旅を続ける間も、字を、歌を、歴史をレミのために教えてくれた。そうしてパリを目指して旅を続けて行きながら、レミには次から次へとさまざまな試練が襲いかかる。いつかレミに幸せはくるのだろうか……。(新訳)

※この作品は一部カラーが含まれます。

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