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ヴァイタル・サイン

ヴァイタル・サイン

通常価格
935
著者
南杏子
出版社
小学館
レーベル
小学館文庫
シリーズ
ヴァイタル・サイン
ジャンル
文芸
配信開始日
2025年11月10日
作品形式
ノベル
ページ数
432

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作品内容

現役医師による医療現場エンタメ長編!

 女優・貫地谷しほりさんも絶賛!
「人は、人に傷つき、人に苦しみ、でも、人に救われるのだと改めて感じさせられました」
 映画「いのちの停車場」やNHK連続ドラマ「ディア・ペイシェント」など、数々の話題作を送り出してきた、現役医師でもある著者が描く医療現場のリアル。終末期の患者が多く入院する病棟で働く女性看護師が数々の試練と向かい合う。決して他人事ではないからこそ目が離せない、医療エンタメ長編!!
 患者さんには、最期まで笑顔でいてほしいから――。

 二子玉川グレース病院で看護師として働く堤素野子は、31歳になり今後のキャリアについても悩みながら忙しい日々を過ごしていた。患者に感謝されるより罵られることの方が多い職場で、休日も気が休まらない過酷なシフトをこなすが、整形外科医である恋人・翔平と束の間の時間を分かち合うことでどうにかやり過ごしていた。
 あるとき素野子は休憩室のPCで、看護師と思われる「天使ダカラ」という名のツイッターアカウントを見つける。そこにはプロとして決して口にしてはならないはずの、看護師たちの本音が赤裸々に投稿されていて……。心身ともに追い詰められていく看護師たちが、行き着いた果ての景色とは。

※この作品は単行本版『ヴァイタル・サイン』として配信されていた作品の文庫本版です。

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