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ホタルイカは青く光る(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

ホタルイカは青く光る(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

通常価格
1,287
著者
阿部秀樹
出版社
小学館
レーベル
小学館の図鑑NEO
シリーズ
ホタルイカは青く光る(小学館の図鑑NEOの科学絵本)
ジャンル
絵本辞典
配信開始日
2025年11月10日
作品形式
一般書籍
ページ数
50

この作品はブラウザ視聴(コミックビューア)、およびアプリ視聴に対応しています

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作品内容

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日本の海にいる、不思議で美味しい生き物。

日本の海に、とっても不思議なイカがいるって知っていますか?

富山湾ではホタルイカが名物、ホタルイカ漁がさかんに行われています。
漁船が網をしかけた場所に到着すると、漁師さんが網を引き上げ始めます。

船の明かりを消してもらうと……
網の中が、青い小さな光でいっぱいです!

ホタルイカは、ふだんは水深200メートルをこえる深海でくらしています。
それが、富山湾では毎年3~5月の夜になると、メスが産卵のために海面近くにやってくるのです。

ホタルイカには、もうひとつの不思議があります。

それは、産卵を終えたホタルイカが、深い海にもどれずに、海岸に大量に打ち上げられてしまうのです。
この現象は「ホタルイカの身投げ」とよばれています。
そのようすは、まるで青い光の波がおしよせてくるようです。

産卵におとずれるホタルイカは数百万匹。
それぞれがたくさんの卵を生みます。
おとなになれるのは、その中のわずかですが、次の世代はしっかり残されていて、また翌年の春にもどってくるのです。

街のすぐ近くの海で、毎年くり返される、ホタルイカの不思議な現象を通じて、人と生き物の関わりを考える写真絵本です。

(底本 2021年7月発行作品)

※この作品はカラー版です。

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