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P+D BOOKS わが青春 わが放浪

P+D BOOKS わが青春 わが放浪

通常価格
880
著者
森敦
出版社
小学館
レーベル
P+D BOOKS
シリーズ
P+D BOOKS わが青春 わが放浪
ジャンル
エッセイ/紀行
配信開始日
2025年11月10日
作品形式
一般書籍
ページ数
368

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作品内容

太宰治らとの交遊から芥川賞受賞までを随想。

昭和49(1974)年、62歳にして『月山』で芥川龍之介賞を受賞した著者だが、弱冠20歳で華々しく文壇デビューした後、筆を擱(お)き長い長い流浪の旅に出たのは何故か。あまり世に知られていない、空白の40年間が垣間見える随想録である――。菊池寛に見出され、横光利一の推輓により、毎日新聞で『酩酊船(よいどれぶね)』を連載するなど前途洋々、将来を嘱望された若手作家だった森。同時代を生きた朋友・太宰治、壇一雄との交遊、太宰が『走れメロス』を執筆したエピーソードや、井伏鱒二や尾崎一雄、川端康成、谷崎潤一郎、志賀直哉らの名も日常生活を語る中で登場する。奈良や山形月山などで暮らした日々も綴られている。主に新聞の文化欄に掲載された文章だが、どんな短文にも筋が通った森流論理が窺える。

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