カート

中山可穂コレクション 1 長編小説『感情教育』『マラケシュ心中』

通常価格
1,980
ポイント
54pt(3%還元)
著者
中山可穂
出版社
集英社
レーベル
集英社単行本
シリーズ
中山可穂コレクション
ジャンル
文芸エッセイ/紀行
配信開始日
2025年6月11日
作品形式
ノベル

この作品はブラウザ視聴(ノベルビューア)に対応しています

[ ノベルビューアについて ]

作品内容

<「全身全霊で恋をして、その体験を小説という形に昇華して綴る」という経験は、おそらく一人の小説家の人生のなかで一度しか達成できないことではないかと思う。なぜならそれほどの恋とは一生に一度しか経験できないものであり、それを書くに足る力を備え、肉体も精神も澄み切って野心に溢れ、まだ何者にもなっていない、何の評価も得ていない若いときにしかできないことだと思うからだ。(本書まえがきより)>長らく絶版状態だった、中山可穂の代表作とも言える恋愛小説の傑作長編2本が待望の電子化。ファン垂涎の電子オリジナルコレクション第1弾。本書は以下の作品を収録しています。/『感情教育』……産院に捨てられ、母を知らない那智。理不尽な大人達に振り回されて育った理緒。それぞれ懸命に少女期を生き延び、大人になった二人。那智は恋多き女になり、やがて結婚し母になった。理緒は同性愛者として自立した道を歩んでいた。しかし、内に秘めた深い孤独は埋めることはできない。そんな二つの純粋な魂が出会い、不器用にお互いを求めた時に、人生のすべてを賭けた運命の愛が燃え上がる。2000年講談社刊。/『マラケシュ心中』……「恋がいつか必ず終わるものなら、わたしたちは恋人同士になるのはやめましょう。何も契らず、何も約束せず、からだに触れ合わず、それゆえに嫉妬もない、いかなるときも自由で、平明で、対等な関係のまま、いつまでも離れずに、この世で最も美しい友になりましょう」(本文より)あえて男名前を使う、女性歌人の緒川絢彦が短歌結社の歌会で出会ったのは、師と仰ぐ大歌人の若く美しい新妻だった。近づいてはいけない相手、恋をするにはあまりに危険な存在。しかし、募る思いは止めることができずに、やがて。逃避行の果てに恋人たちを待っていた運命とは……。2002年講談社刊。

シリーズ作品

1巻~2巻
中山可穂コレクション 1 長編小説『感情教育』『マラケシュ心中』

書籍

中山可穂コレクション 1 長編小説『感情教育』『マラケシュ心中』

1,980

/

54pt

著者の代表作ともいえる恋愛小説の傑作長編2本を合本電子化。/『感情教育』……産院に捨てられ、母を知ら…
試し読み
中山可穂コレクション 2 エッセイ・初期掌編小説『小説を書く猫』ほか

書籍

中山可穂コレクション 2 エッセイ・初期掌編小説『小説を書く猫』ほか

1,870

/

51pt

著者初のエッセイ集『小説を書く猫』(2011年祥伝社刊)を収録。その他に、単行本未収録の最新エッセイ…
試し読み

レーベル作品一覧

著者作品一覧