飼われる、私。―狂愛の双子に囚われて―【タテスク】【電子単行本版】下

大学生になって初めての夏休みを迎えた夜永（よなが）は、幼い頃から不動家の双子の「お遊戯相手」として飼われてきた想い出を振り返る。自分の人生を狂わせた綴（つづり）と語（かたり）への憎悪は消えないものの、彼らもまた「不動家」という檻に囚われた存在だと気付き、複雑な感情に揺れていた。今の夜永にとって唯一の自由時間は、マンションの花壇で紫陽花に水をやる間だけ――そんな夏のある日、夜永の前に現れた同級生の八神（やがみ）が、花壇での「秘密の文通」を持ちかける。夜永は八神とのやり取りに僅かな希望を抱くものの、それが新たな闇への入り口だとは知らなかった……。狂気と絶望の深淵を経て、夜永と双子が辿り着く未来とは――。
美しい狂気を孕んだ禁断の愛憎ストーリー、完結編。

本書は『飼われる、私。―狂愛の双子に囚われて―【タテスク】』を縦スクロールのまま一気読みできるタテスク電子単行本版です。

●本書は下記12話をまとめた電子コミックです。重複購入にお気をつけください。
『飼われる、私。―狂愛の双子に囚われて―【タテスク】』 第15話〜第26話