背徳譚 第二章『BET GAME』

毎日格闘ゲームに没頭する“コウタ”は、
根城としているゲーセンで “カオル”というボーイッシュな女性と意気投合する。

それからは共に腕を磨きあげつつ、
たわいもない会話を繰り広げる日々を過ごしていた。

そんなある日、
二人の目の前に美しい和装に身を包んだ美少年が現れる。

彼に強く興味を持ったカオルは、
負けた方が命令を聞く条件でゲームの対戦を持ち掛け、
実力の差を容赦なく思い知らせる。

約束通り彼をトイレの個室へと連れていき、
服を脱ぐように命令するカオル。

「どんな“モノ”がついてるか気になるだろ」

止めようとしたコウタに対してそう言い放つと、
美しい見た目からは想像できない大きなイチモツがさらけ出される。

欲情した少年は興味津々で顔を近づけてきたカオルを抑えると、
口の中へ大量の精液をぶちまけてしまう…。

そのまま気持ちが昂り互いに求め合っていく二人。

しかし、その姿を眺めるコウタには、
言葉にできない複雑な感情が芽生えていく…。