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冷血 赤と白の悲劇 分冊版(1)

通常価格
110
ポイント
3pt(3%還元)
著者
上住莉花
出版社
秋水社ORIGINAL
レーベル
素敵なロマンス ミステリー
シリーズ
冷血 赤と白の悲劇 分冊版
ジャンル
女性コミックサスペンス
販売日
2024年10月8日
作品形式
マンガ単話
ページ数
20

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作品内容

毎朝、用意された染みひとつないシャツの白さに、今の僕は息苦しさしか感じない。真紅の赤い血が床にこぼれる。1滴、そして数滴。血塗れの包丁が床に落ちて乾いた音を立てる。「…行かないで…」両手と腹部を自らの血で赤く染めた妻が、涙を流しながら言う。「…百合子…」家を出ようとしていた僕は茫然としながら呟く。「…あなたがいないと…生きていけない…お願い、行かな…い…で」椅子にぶつかると立っていられずに座り込む。「お願い…あなた…」血塗れの手を必死に僕の方に伸ばす。僕は黙って無表情に彼女を見下ろしている…。「…あなた…!!」妻の悲鳴のような声を聞きながら、僕はしばらく前に出会ったスナックの若い女を思い出していた。彼女が倒したグラスから血のような赤いカクテルがこぼれた。いつも同じカクテルを飲んでいた。「ブラディ・マリーだっけ? それ」と聞くと「ブラディ・マリーじゃなくてレッド・アイよ。血塗れのマリーだなんて縁起が悪くて」と答える。「縁起ねえ、そんな真っ赤な服着てて言われてもなあ」ほどなく彼女と関係を持った。資産家の娘だった妻との結婚は地位と豪華な生活を与えてくれた。だが望んだはずの生活に僕は何の興味も持つ事が出来なかった。僕はスナックの女との情事に溺れた。彼女は僕のシャツにわざと赤いシミを着ける。妻に分かる様に。そして妻は、その度にシャツを真っ白にする。歪んだ関係が破綻した時、全てが壊れていく…!?

シリーズ作品

1巻~2巻
冷血 赤と白の悲劇 分冊版(1)

単話

冷血 赤と白の悲劇 分冊版(1)
秋水社ORIGINAL/上住莉花

110

/

3pt

きっかけは1杯の真紅のカクテルだった…。男の真っ白なシャツに血のような赤いシミを着ける愛人。そのシャツを何も言わず真っ白にする妻…。赤いシミが真紅の血となる時、悲劇が訪れる…!? その時、男は…!? 赤と白のサスペンス・ラブロマン!!
試し読み
冷血 赤と白の悲劇 分冊版(2)

単話

冷血 赤と白の悲劇 分冊版(2)
秋水社ORIGINAL/上住莉花

110

/

3pt

きっかけは1杯の真紅のカクテルだった…。男の真っ白なシャツに血のような赤いシミを着ける愛人。そのシャツを何も言わず真っ白にする妻…。赤いシミが真紅の血となる時、悲劇が訪れる…!? その時、男は…!? 赤と白のサスペンス・ラブロマン!!
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