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最後の竜殺し

最後の竜殺し

通常価格
1,430
著者
ジャスパー・フォードないとうふみこ
出版社
竹書房
レーベル
竹書房文庫
シリーズ
最後の竜殺し
ジャンル
文芸
配信開始日
2025年11月6日
作品形式
ノベル
ページ数
352

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作品内容

敵は竜ではなく資本主義!?
魔法の力が衰えた世界。ドラゴンスレイヤーに選ばれた少女だったが、CMの出演依頼が殺到し、竜の土地を狙い不動産会社が動き出す……

魔法の力が減少した世界。かつてドラゴンと魔術師は、恐れられ敬われていた。
いまやドラゴンは偉大な魔術師と結んだ協定により、ドラゴンランドを出ることはなくなり、生きているのは最後の一頭のみ。
魔術師も同様で、彼らは魔法の絨毯(じゆうたん)でピザ配達をしたり、魔法で配線工事をして、なんとか生計を立てていた。
そんな魔術師たちを抱える会社、カザム魔法マネジメントの社長代理は十五歳のジェニファー・ストレンジ。
気むずかしい魔術師たちに振り回されながらもがんばっている。
ある日、最後のドラゴンの死が予知され、同時に魔術師たちは魔法の力が強くなっていることに気づく。
ジェニファーは真相を調べるためにドラゴンを殺せる唯一の人間、ドラゴンスレイヤーに会いに行く。
しかし、そこで彼女は自分が最後のドラゴンスレイヤーであることを知らされ、一分間の速習コースであっという間に後継者にされてしまう。
そしてジェニファーを待っていたのは、殺到するCMの出演依頼、ドラゴンランドの土地の権利を狙う不動産会社、さらには独裁的な国王の理不尽な勅命――。

敵はドラゴンではなく、資本主義なのか?
奇想の作家フォードのファンタジックでリアリスティックな物語。

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