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踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代

踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代

通常価格
1,980
著者
小倉孝保
出版社
講談社
シリーズ
踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代
ジャンル
ノンフィクション/体験談
配信開始日
2024年5月17日
作品形式
一般書籍
ページ数
376

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作品内容

不幸で、嘘つきで、どこまで優しく。昭和の男社会を「溢れるしずく」を武器に、その身ひとつで生き抜いたストリッパーの本格評伝。
ウーマンリブが台頭してきた時代、わいせつ裁判を通して、図らずも「反権力の象徴」に祭りあげられた一条。普通の生活がしたいと願うも、周囲はそれを許さず、本人もまた酒と嘘と男に溺れていく。
極貧の幼少期、絶頂期、刑務所暮らし、夫の自死、大やけど、生活保護、ドヤ街での暮らし、孤独死……。ひとりの女性としては幸せだったと言えないかもしれないが、芸人としては最高の人生だったと、生前の彼女を知る者は口を揃える。
人間が持つ美点と欠点を、すべて曝け出しながら駆け抜けた彼女の生涯を描く。

プロローグ 中田カウスの恩人
第一章   溢れるしずく
第二章   一条さゆりの誕生
第三章   警察との攻防
第四章   時代が生んだ反権力の象徴
第五章   芸術か、わいせつか
第六章   塀の中、束の間の平穏
第七章   暗転
第八章   釜ケ崎に暮らす
第九章   ドヤ街の酔いどれ女神
第十章   過ぎゆく日々のなかで
第十一章  見事な最期
エピローグ 拝まれる人

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